ロンドンで「君の名は」を見てみた 英国人の反応は...

「君の名は」ロンドンでもついに公開!

ロンドンでもついに11月24日に公開され、さっそく観に行ってきました!

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ロンドン中心部のODEONの映画館に行くとなんと入り口まで続く大行列。

空席がないかもと心配しながらもなんとかチケットを買えました。

 

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6ポンド!(約850円)

安すぎです。これ学割とかでなく大人料金です。

 

映画館は超満員。

1割ほど日本人。

3割アジア系。

6割イギリス人って感じでした。

イギリス人のリアクション

最初の入れ替わりに気づくシーンなどは、とりあえずイギリス人は大爆笑。

イギリス人はリアクションが大きいのか、特にこのシーンのたびに爆笑でした。

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コメディーを見てるかのような笑いでしたね。

 

けど、次第に真剣になっていくにつれ、みんなもトーンダウン

 

 

私は、英語字幕版だったのですが、英語吹き替え版の声が変と話題になっているようですね。

聞いてみてください。

みつはの声がなんか違う気がします

イギリス人の反応

周囲から聞こえる感想はこんな感じでした。

「めっちゃ良かった!」

「最高!」

「複雑で難しかった」

「うまく分からんなかった気がするけど、とりあえず絵が綺麗だった」

基本的に、満足している人が多かったようでしたが、若干理解に苦しむ人もいたみたいです。

ちなみに、私と一緒に見に来ていた友達は、絶賛でした。

6ポンド(約850円)とか安いから、また観にくるとのこと。

 

 

日本人としての感想

とりあえず、日本が恋しくなりました。

日本から遠いロンドンで見ると、映画の良さと同時に、映画に登場する東京や日本の田園風景が懐かしくなり、かなりノスタルジックでしたね。

 

簡単に「君の名は」を観て感じた3つのこと

1 明確な対比

「都会と田舎」、「少年と少女」、「滝の洋室と三葉の和室」という感じで明らかな対比のわかりやすさと同時に、入れ替わりや時空の複雑さがまた対比をなしていて良かった気がします。

2 日本らしさ 

神社→三葉の家が住職さんであり、映画を通して日本独自の神道の世界観をしっかりと伝えていたこと。

また、日本の神社の祭りの様子や、噛み酒の儀式なども紹介していて外国人の興味関心をそそる気がしました。

他にも、携帯のアプリで分刻みの乗り換えを確認するシーンなども、ロンドンでは見かけない、正確な電車の運行がもたらす日本らしさな気がします。ロンドンは基本的に時刻表は存在せず、5、6分間隔など曖昧な運行なのでアプリが使えません。

3 震災

映画の中では、彗星の落下による災害ですが、観ていて東日本大震災と関連させずに見ることはできませんでしたね。

「避難してください」のアナウンス

なかなか避難しない人々

そして、被害が生じるまでの過程を皆がテレビで観ていることが共通しているように感じました。実際に震災でも津波が押し寄せる映像を他の地域の人はテレビで観て、彗星の落下も同じくテレビで中継されながら見るという点がなんとも似ているなと個人的に感じましたね。

 

まとめ 

絵が綺麗で、日本の要素が盛りだくさんなので、外国人への日本観光の良いPRになる気がします 笑